バックステージドリーマーズのToMです。
先日、「風と音とdandelion」というイベントを訪れる機会がありました。
ロケーションは田辺市中辺路町にある廃校、旧二川小学校。
最近になり「ふたかわ超学校」と旗揚げされ、地域活性化を目的とした交流の場として新たな風が吹き込まれた場所です。 →リンク
お子さんや年配の方までいろいろな参加者が集う中、ライブを聴くだけではなく、アーティスト
と一緒になって音やリズムを体験できる、創り手の想いが伝わるとても素敵なイベントとなりました。
オープニングではギターとドラムのバッキングの中、運営アーティストのまいこさんが登場。
この演奏には、以前私が「TANABE SONIC」というライブイベントで、その個性的な世界観を目の当たりにし思わず唸ってしまった「メトロロ」メンバーのお二人がサポート。心地よいリズムとサウンドの上に、まるでメロディを重ねていくかのように、まいこさんが黒板へと形と色をつけていきます。
素敵な始まり・・・これから続く物語にワクワクさせられたのは私だけではないはずです。
授業仕立てのイベント構成になっていて、このオープニングはさしずめホームルームと1限目。
2限目に登場の美しく優しい歌声をもつ弾き語りのmegさんにつづき、3限目は「リズムの時間」。
参加者にはカスタネットなどの楽器が配られ、出演アーティストの演奏に合わせリズムをとります。
あたかもアーティストが先生で我々が生徒のようですね。私も撮影を中断して机に座り授業を受けました。(笑
全員でカントリーロードを歌った後は4限目の個性的なオリジナル曲をもつMuleyさん、5限目のピアノとドラムのデュオ、ハリトゲさんと続きます。ハリトゲさんは2度目の撮影となりました。ありがとうございます。
人が集うことがなくなった校舎、閉じられた扉、子供たちが歩くことのない廊下、階段、手洗い場、靴箱、グラウンドの雑草、、、
校舎の中を撮影させていただいて、自分の母校でもないのに何故かノスタルジックで甘酸っぱい感情が湧いてきました。受付で配られたコッペパン、個袋のジャム、給食係のお兄さん(PA龍田さんの扮装です)も、そんな気持ちを増幅させます。
窓を開き、風を入れ、再び人が集り、そこに音が生まれる。
こんな素敵なイベントが今後も続く事を願っています。
こんな素敵なイベントが今後も続く事を願っています。
当日お世話になった皆さん、ありがとうございました。
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