南国・南紀の管理人 浜紀(hama-nori)です。

いよいよ本当にフィナーレです。ありがとうございました。

酒井正利審査委員長
◆総括・ごあいさつ

 今回をもって最終回となりましたが、考えれば13年間続いた大会を応援いただき、心から感謝申し上げます。
 令和という新しい時代がきて、いろいろと変わろうとしています、どっちかというとスピードの時代と言われ、情報にしてもうわさにしても瞬時に駆け巡ります。時代の欠点として、子供が本を読めない、社会人になっても人の表情が読めないといわれ、何か失われている気がする。日本的な情緒感や思いやり、ちょっとした気遣いとかどんどん減ってきつつある。
 そんな中、「おやじバンド」は日常生活の中の、懐かしい日本の情緒感が連綿と続いていると思うんです。だから、この後もぜひ頑張ってください。私は惜しみなく「おやじバンド」を応援していきたいと思います。
 13年間、ありがとうございました。

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◇上富田町がご縁の映画の話
 酒井先生が、阿久悠さんとのアイドル全盛期のライバルとして、活躍されていたころのお話が、映画になるというお話を聞かせていただきました。
 
 「タイトルは『アイドル創世記』で、作詞家で脚本家でもある阿久悠さんとわたくしがライバル合戦となったというものです。
 きっかけは、おやじバンドの審査員になって上富田町にきたら、なにかこう不思議な感じがした。小出町長の時代にこの風景でイメージビデオ、短編映画をふっと作ろうかなと思ったんです、でも簡単に作ることはできない。NHKのドラマを見ていたら「洞窟おじさん」という作品があって、優秀作品賞を受賞しましたが、リリーフランキーさんが主演してるそのドラマがすごく面白かった。この脚本家が児島秀樹さんでした、この児島さんを上富田町にご案内して、何か考えてもらえれば面白いのではと考えて、お呼びしたら、本人は喜んできてくれた。担当者が町を案内してくれたんですが、児島さんいわく、上富田という町はどう見ても聖域であると。私自身もなんか空気感が違うと、住みたいなと思ったくらいです。
 その児島秀樹さんからの提案で『アイドル創世記』の脚本を書くと言ってくれたんです。私を阿久悠さんのライバルと言ってくれたのは気が引けたんですが、自分の集大成にもなるんではということで決意しました。どういう映画になるか、また発表しますが、オリンピックが終わってから撮影に入るが、出演者のオーディションをしますので、よろしかったら応募してください。ルックスは問いません(笑)。上富田が縁結びをしていただいたと思っています。運を運んでくれる町です。」
 上富田町がきっかけになったということで、とても楽しみです。こういうつながりができるんですね。

◆МC那須信吾、志賀和美
 いよいよこの時間がやってきました。
 私たち、13年間、進行させていただきました。出演者の皆様方、審査員の皆様方、協賛いただいたスポンサーの皆様、そしてご来場の皆様方、みんなで作り上げたおやじバンドコンテストだったんだなと思います。
 今回、いったんフィナーレを迎えますが、全国から上富田、和歌山に人が集まるイベントは絶対仕掛けてくれると思いますので、その時は、一緒に和歌山に来る人たちを迎えていただいて、楽しい時間を過ごしていただきたいなと思います。その時は、ご声援ご協力をお願いします。
13年間、ありがとうございました!!!

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